道釈画家 雪舟天谿(七類堂天谿)
日本人として初めてスペイン国立プラド美術館に作品が永久収蔵されるなど、その活躍が目覚ましい七類堂天谿氏。天谿氏の描く道釈画は、雪舟以来の水墨画の正統を守るものであり、その芸術性の高さは、京都五山の一つで雪舟にゆかりの深い相国寺派管長、有馬頼底老師が画賛を入れるなど、宗派を問わず日本の仏教文化の有識者にも高い評価を受けています。
雪舟没後五百年に見事に甦った水墨画法…、名実共に第十七世「雪舟」の号を認められた七類堂天谿の作品をご覧ください。
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昭和36年 広島県生まれ
昭和57年 大阪芸術大学在学中に道釈画の研究開始
平成7年 臨済宗大本山 佛通寺207世 第5代管長 璞翁宗訓(はくおうそうくん)老大師に師事・参禅
平成13年 佛通寺管長璞翁宗訓老大師より「篩月」号頌賜下
平成17年 西冷印社副社長劉江老師より「雪舟後孫」印拝領
平成18年 スペイン国立プラド美術館永久収蔵「風花雪月四聖清閑図」 天童寺臨済宗第49代方丈雪山誠信禅師より「天童第一座」称号を賜下・宝印拝領
平成19年 天台宗総本山国清寺第184世可明大和尚より「天台大佛市」称号を拝命
平成20年 相国寺派管長有馬頼底老大師より「天谿」号拝領・以後是れを本号とす
平成21年 6月、中国寧波市天一閣博物館企画主催により「天一閣七類堂天谿画展」開催、同博物館へ「破墨達磨図」(相国寺有馬頼底老大師賛)が永久収蔵される 大本山相国寺派管長(金閣寺・銀閣寺住職兼務)有馬頼底老大師の御来臨の栄に浴す 浙江省政府より「文化大使」の任に叙さる 平成24年 個展「七類堂天谿展一奕々たるその神彩一」(承天閣美術館) 平成30年 建仁寺両足院襖絵32面完成(事業継続中)
主な収蔵先にスペイン・プラド美術館など。京都「玄鶴樓」主宰
●主な受賞
ニース国際絵画彫刻グランプリ ニース市長金賞栄誉賞/ヨーロッパ美術協会賞/フランス芸術科学アカデミー賞/イギリス芸術協会招待作家賞/ベルギー国際現代芸術アカデミー金賞2/モナコ公国芸術文化功労賞/国連NICCO日本国際民間協会賞/カンヌ国際芸術サロン特選金賞/ミレー協会新人大賞/日本墨芸大賞/A.M.S.C.日西金獅子賞/中国現代国際美術展芸術功労賞、他多数受賞
天童第一座とは……
水墨画で有名な室町時代後期の画僧「雪舟」の名を名乗っても許されるほど位の高い称号を得たということであり、この称号拝命は雪舟以来、実に540年ぶり。千七百年の歴史を誇る天童禅寺にとっても、栄西、雪舟についで日本人としては三人目の快挙になる。特に中国では「天童首座」=雪舟との認識を持ち、中国が世界の十大芸術家の一人に雪舟を挙げていることからも「天童首座」の重みがわかる。
道元禅師が創建した永平寺は、天童寺をモデルとして造営されたことで有名です。